綱島の歴史を知ろう!
こんにちは。ささやんです。
突然ですが、皆さんは思い入れのある地域ってありますか?生まれ育った故郷はもちろん、初めて上京した第2の故郷、長年通勤で通った地域など、人間の生活と地域って切っても切り離せないものなんですよね!
僕は横浜市旭区の「若葉台」という村に生まれました。非常に不便な地域であり、当時は早く村から出たいと思っていましたが、今こうして一歩外に出てみると良さを知れたりするものです◎
ということでいきなりですが、今日は横浜市港北区の「綱島」という地域について紹介したいと思います。無理矢理感ハンパないって!
そうです。綱島は僕の生まれ故郷でもなければ、第2の故郷でも、勤務先でもありません。しかし僕が魅了された街なのです。
その魅力たっぷりの地域についてお伝えしちゃいましょう!
※頭上からのハトのフンにご注意ください
綱島とは
そもそも綱島という地域はどんな地域なのか、時間のない人のために一言で要約すると・・・
駅前には活気ある綱島商店街、少し歩けば高台の綱島公園やのどかな鶴見川などがあり、そして閑静な住宅街へ。また駅からは各方面に向かうバスも走っており駅周辺の利用層も幅広い。過去には綱島温泉や綱島桃の産地としても有名であった歴史ある地域。2022年には新綱島駅も開業予定で、今後も活気あふれる街になりそうです!
ということで、綱島についてさらに知って、もっと好きになっちゃいましょー◎
地名の由来
その土地を知るには、地名の由来や歴史を知ることも楽しいですよね。
「綱島」という地名の由来には諸説あり、本当の由来はハッキリしていないそうですが、その諸説を紹介したいと思います!
・津の島説
津と言うのは、昔の「船着場」のことを指します。昔、綱島付近は海であり現在の高台には船着場があったという説。他にも全国的に「綱」という地名の場所は、船着場や中洲であった場所が多いとのこと!なのでこの説は有力ですね!実際に現在の地図を見ても、綱島という土地は鶴見川と早渕川の合流地点であり、また矢上川とも少し先で合流する中洲と呼べる場所にあります。(Google map)
・名馬の産地説
「綱」はその昔、馬を意味する言葉であり、この辺り一帯は鎌倉時代に名馬の産地であったとの噂もあるそうな。
・つながり島説
昔は海で会ったが、細長く島がつながったような地形であったため、つな(がり)島となった説も。
・人の名前説
その昔、「綱島三郎」という、ごくごく普通な感じの名前の武士が住んでいたから、その名をとったという説もあるそうな。。。
なんとなくこれだけ見ていると、「津の島説」が有力な気がしますね!真相は迷宮入りでしょうが・・
歴史
綱島は水に囲まれた街であったため、その歴史は水害との歴史でもあります。川に囲まれたこの土地は水害が多く発生し、農民たちは生活苦を強いられていたとのこと。そんなことから治水・利水を巡った抗争などもしばらく続いていたようです。
そんな綱島ですが、歴史的に見て有名なのが「綱島温泉」です。1914年に地元のおっさんが井戸を掘って遊んでいると、そこに地下の方から赤いお湯がジワジワ、ジワジワ・・・
これを見て何を血迷ったのか、このおっさんはそのお湯を風呂にしたところ、なんとドンドン身体が元気になるではありませんか!!
そこでこの赤いお湯の成分を調べてみると、なんとそこにはラジウム温泉の成分が含まれていたということが分かりました!(その後の昭和26年の調査ではラジウム温泉の基準を下回ったらしいですが)
そんなこんなで綱島温泉の始まり!!東横線の駅名も昔は「綱島温泉駅」であったほど、人気を集めた温泉に!しかし2015年に残念ながら多くの惜しむ声を傍目に休業となりました・・・
また綱島の超名産品として、綱島桃というものが明治40年頃に開発されました。この桃は味が非常によく評判であったため果樹組合を結成。その後「西の岡山」「東の綱島」と呼ばれるほどになったとか。
現在は洪水や戦争などの影響で衰退。「桃栄会商店街」という名前を残すだけとなってしまったとか。。惜しい!!
現在の綱島
そんな歴史ある街「綱島」は現在、7つの商店会からなる綱島商店街を中心に大変賑わっています。その加盟店舗数はなんと400以上!
商店街が賑わっている地域に住むと、外出する機会も増えるので健康にもとても良いんですよ◎
みなさん、仕事を辞めた高齢者って1日にどれくらいの歩数を歩くか知っていますか?
とある老人福祉せンターでの調査結果では、だいたい8000歩と言われています。しかしこれは老人福祉センターを利用している人を対象とした調査値であり、基本的に「外出機会のある人」に結果です。
第 3 次国民健康づくり運動(健康日本 21)でも健康寿命の延伸に向かって、1日当たりの目標歩数を「70 歳以上の男性で 6,700 歩,女性で 5,900 歩」としています。
つまり、外出機会のある人はこれくらいの数値はクリアできそうですが、外出機会のない人には難しい数値であることは想像できるできますよね。
だから健康に過ごすためにも「活気のある街に住む」というのはとても大切な事!そう言った意味でも、この綱島という地域は非常に健康的な街であるとも思うのです!

発酵系PT ささやん

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