意外と知らない靴下の話

こんにちは。

やすいどんです!

今回は、靴のことではなく、「靴下」について発信していきます!

夏でも冬でも靴を履くときに必ず履く靴下。

どのように選んでいますか?

多くの方は機能性ではなく、ファッション性を中心に靴下を選んでいると思います。

実は靴下は足を保護するためにとっても大事です。

少し、靴下の世界へ足を踏み入れてみましょう!

靴下の機能

皆さんが普段履いている靴下はどのような機能があるかご存知でしょうか?

(お恥ずかしながら僕は、調べるまで全く知らなかったです…)

靴下の機能として、

・摩擦の軽減

・圧の分散

・皮膚からの汗の除去

・緩衝作用

・足部の体温調節

・抗菌作用

・血行促進

・皮膚の保護

など、実は沢山の機能があるんです。

特に大事な「摩擦の軽減」「緩衝作用」についてご説明していきます!

摩擦の軽減

ヒトは1日に約8,000歩~10,000歩程度歩くと言われています。

1歩ずつ歩くたびに、足に対し摩擦や圧迫を受けます。

足の摩擦や圧迫が継続されると、「マメ」などといった水泡の形成や「タコ」といった皮膚硬直を引き起こす原因となります。

こちらの記事をご参照ください。

もちろん、靴のフィッティングも重要ですが、足を覆う靴下による圧迫や摩擦を減少させることも非常に重要になるのです。

Delporteの靴下と剪断力に関する先行研究によると、

靴下により足部と靴の接触面に発生する摩擦を変化させることができ、摩擦係数の低い繊維を使用した靴下によって剪断力減少が可能であると報告した。

とあります。

また、足底圧および剪断力は踵領域より前足部領域でより大きかった。とのこと。

つまり靴下とは、摩擦や剪断力に対しての軽減作用があるということですね。

また、踵より前足部付近の方が摩擦が強いということは、皮膚の硬さは踵>前足部のため、前足部付近にタコやマメができやすいというのも容易に想像できます。

このことから、母指球付近が少し厚くなっている(クッションのある)靴下などを履くことで改善されると考えられます。

最近のスポーツ専用靴下などは、くるぶしや前足部のクッションがしっかりしているもの、テービング理論も用いた圧迫ソックスなども売っています。

靴下と緩衝作用

靴下における衝撃吸収の機能といえば、筋や骨などの構造物を歩行や走行などの衝撃吸収を行うということ。

ここで疑問ですが、「衝撃吸収は靴のソールが行っているんじゃないの?」ということです。

Vevesらの研究によると、

27名の糖尿病性神経障害患者を対象に、裸足・従来の靴下・パッド入りの靴下の条件で足底圧を計測した結果、裸足と比較して従来の靴下は足底圧の有意な現象はみられなかったが、パッド入り靴下では最大足底圧の26%減少を認めた。

これらのことから、足に対する衝撃吸収は靴のソールによるものではなく、靴下も関連していると考えられますね!

ちなみにパッド入り靴下とは、スポーツ用靴下に多く、前足部や踵付近に衝撃緩衝用のものを組み込んだ靴下です。

少し歩く程度であれば意識しなくても良いかもしれませんが、

長時間歩く、スポーツを行うなどを考えた場合は考慮する必要はあると思います!

靴下の素材

ここで靴下の素材について書いていきます!

ウール

羊毛であり、肌触りがよく暖かい。アウトドアブランドなどにも用いられる。

メリット

・肌触りが良い。

・保温性に優れる。

・蒸れにくい。

・抗菌防臭効果あり。

デメリット

・毛が固まる。(フェルト化)

・熱に弱い。

 

コットン

綿であり、植物繊維。通気性にも優れるため、肌着やシャツにも使われる。

メリット

・肌触りが良い。

・通気性がある。

・洗濯に強い。

・熱に強い。

デメリット

・シワになりやすい。

・1度湿ると乾きにくい。

 

シルク

蚕蛾のサナギから作られる植物繊維。吸汗性、吸湿性に優れ、抗菌効果や静電気、UVカット効果もある。

メリット

・吸湿性、放湿性に優れる。

・光沢のある質感

・抗菌効果がある。

・紫外線を吸収する。

デメリット

・洗濯を繰り返すと硬くなる。

・摩擦に弱い。

・紫外線による変色。

・熱に弱い。

 

リネン

麻を原料とした繊維。汗をかいてもすぐに乾くため、夏の衣料に使われる。

メリット

・涼しい感触。

・吸水性が良い。

・速乾性に優れる。

・丈夫で長持ち。

デメリット

・摩擦で毛羽立ちやすい。

・シワになりやすい。

 

ポリエステル

合成繊維の一種であり、スポーツウェアなどに多く使われる素材。速乾性に優れる。

メリット

・強度に優れる。

・摩擦に非常に強い。

・弾力性がある。

・速乾性がある。

デメリット

・染色しにくい。

 

ナイロン

女性用のストッキングなどで用いられる。合成繊維の一種。

メリット

・耐水性に優れている。

・色あせしない。

・薄く肌触りが良い。

デメリット

・伸縮性が少ない。

 

やはり、吸水性や保温性などが優れているのが天然繊維と呼ばれるものでしたが、少し耐久性にかけるのも事実です。

そこで、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維を織り交ぜることで強度を増しているみたいです。

すぐに穴が開いてしまう方、履き心地が悪い方などは一度素材をチェックしてみてもいいかもしれません!

まとめ

今回は靴下についてお話しさせていただきました!

靴選びもとても大事ですが、靴下も着目することでさらに足元から健康を意識してみましょう!

ファッション性だけでなく、機能性も少し考えてみてくださいね!

今回は靴下についてでした!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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やすいどん

理学療法士×フットケアトレーナー 「靴」を通して障がい予防活動を行っています! 趣味はバスケ&NBA観戦!

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