靴の履き方に気をつけよう!靴が及ぼす足の痛みについて!
こんにちは!やすいどんです!
4月に入り、暖かくなって来ましたね。
桜も咲き誇り、お子さんが入学式を迎える方も多いのではないでしょうか?
突然ですが、私やすいどんは運動する機会が減ってしまい、ここ最近で約3kg程度太ってしまいました。
また定期的にバスケを始め痩せようとしたところ、足に違和感が。
今回は、靴が原因でどのような足の痛みが出現するかを書かさせていただこうと思います!
そもそも靴とは?
以前の記事にも書かさせて頂きましたが、靴ってなんで履かなくてはならないのか?
靴を履く一番の理由としては、「足の保護」になります。
日本の歴史を辿ると、弥生時代などでは農作物用に草履などが履かれていたそうです。
そこから様々な用途に合わせて、靴も形を変えてきました。
ランニングをするときはランニングシューズに。
登山をするときは登山靴に。
海を歩くときにはビーチサンダルに。
バスケットをするときは、バッシュに。
これらの靴の大前提は「足の保護」になります。
ここまでは、以前の記事のおさらい。
慣れない靴を履くと、足が痛くなってしまう経験はないですか?
これは、「足の保護」のために靴を履いているのに、靴が足を痛めつけてしまっているんです。
靴の影響でどのような痛みが出るかを一つご紹介します!
たこ?魚の目?なんだこりゃ?
私は、理学療法士として患者さんのリハビリを行う仕事をしていますが、必ずと言っていいほど足を診ます。
なぜ足を診るのかというと、腰でも膝でも痛みがある人は足が原因である可能性があるからです。
(全て足が原因というわけではありません。)
患者さんの足をみてみると、いろいろな情報がわかります。
「踵の皮膚の柔らかさが違うな。」
「母指球にしこりがある。」
などなど。
多くの方は、足に痛みがあるときたこや魚の目がみられることが多いような印象です。
このたこや魚の目のことを、「有痛性足病変」と言います。
まずは、有痛性足病変の種類を簡単に説明します!
タコ
たこはいわゆる「胼胝(べんち)」と言います。
皮膚の表面にできる角質増殖です。
これが出現し始めると、皮膚を触ったときに乾いたような感触があり、やや固くなっているような印象です。
ウオノメ
魚の目は「鶏眼」とも呼ばれます。
イメージで言えば、タコを悪化させたような状態で、タコは表面のみに出現する点に対し、ウオノメは皮膚の深い部分(真皮)に向かって芯を伸ばしているような状態です。
これは、タコに比べ痛みを伴うことが多く、芯が出現してきているので、歩き方や靴の履き方を変えないと治りにくいです。
イボ
足の裏にもイボができるのをご存知ですか?
「足底疣贅(そくていゆうぜい)」とも言います。
これはウオノメと似ており鑑別がつきにくいのですが、大きな違いとして言えば、ウイルスによる感染が原因で出現します。
感染経路は共同のシャワーの使用なども可能性としてあげられるため、足に傷がある方は要注意です。
そのため、ウオノメと同じような治療をしても原因がウイルスによるものであるため、皮膚科の受診が好ましいです。
なんとなく違いはわかりましたか?
タコ、ウオノメ、イボの原因は共通して、反復される摩擦や圧迫によるものがほとんどです。
もちろん、骨形態の異常(扁平足や外反母趾など)でも出現するケースもありますが、
多くは靴の不適合によって出現します。
私もバスケをまた再開し始めた頃を機に、新しいバッシュを購入しました。
そのシューズの適合が自分の足と馴染まず、小指にタコができてしまったのです…。
ここまできたら、もうお分かりですね!
ということでまとめに入ります。
タコやウオノメを予防しよう!
タコやウオノメができてしまう原因に摩擦と説明させていただきました。
摩擦の多くの原因が靴の履き方によるものです。
そのため、靴のサイズとフィッティングが重要になってきます。
これが一番の予防策だと感じます。
サイズは個人差はありますが、経験上2cm以上大きな靴を履いてしまうと、いくら靴ひもを結んでも靴の中でずれ動いてしまうような印象です。
そのため、靴のサイズ選びは気をつけてくださいね!
靴のサイズについてはコチラ。
フィッテングは以前にも書かせていただきましたが、靴の踵で合わせるようにし、
靴ひもは下から順番に結んで行きます!
靴にもよりますが、特に足の甲に差し掛かる部分は少しきつめに結んであげると靴のズレ動きを防ぐことができますよ!
フィッティングについてはコチラ。
このような形で、誰でも起きる可能性のあるタコやウオノメを予防し、快適に歩けるようにしましょう!!
最後に宣伝です!
4月13日、14日に僕が所属しているNPO法人Presents主催で、イベントをやります!
4月13日は「大人の学校」です!
育児をしている方向けに医療従事者である理学療法士の先生方から、親子の健康を守るために必要なことを学ぶことができます!
食品の選び方や、睡眠、自律神経のことをわかりやすく説明してくれます!
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実際に運動している方や、スポーツ指導者向けに走るために必要なことや、リズム体操など運動するために重要な視点を理学療法士から学ぶことができます!
ちなみに、私も「健康のための正しい靴の選び方・履き方」についてお話させて頂きます!
両日とも、上大岡のウィリング横浜で開催します!
講義だけでなく、ブースの出展やスタンプラリー、また理学療法士に個別相談することができるなど、お得なことばかりですので是非ご参加ください!
詳細・お申し込みはホームページよりお願いします!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
以上、やすいどんでした!
やすいどん
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