理学療法士が教える子ども靴とからだの話。おすすめのチェック方法など教えます。#1

きちんと知らないと、とっても怖〜い子ども靴の話

近年靴の重要性が話題になっています。特に子ども靴の重要性は様々なところで言われており、

子ども靴のイベントを開催すると、ママさん、パパさんの関心度はとても大きい事がわかります。

今回は子ども靴をテーマにし、みなさまへ有益な情報を発信していこうと思います。

子ども靴については、まず大きく分けて3つの問題点があります。

一つは、サイズの問題。

サイズが合っていない靴を履いている子どもがとても多いという現状です。

二つ目は、靴に対する誤解、ご認識。

子ども靴の講座をしていると、ママさんから「そうなんだー。早く知りたかったー。」と言う声を多く聞きます。

三つ目は、日本に靴の文化がまだ根付いていないこと。

子ども靴のことだけでなく、子どもに関する様々な歴史についても紐解いていきたいと思います。

まずは日本の靴文化について説明していきましょう。

日本の靴の歴史

日本は元来、下駄や草履などを履いて生活していました。

履き物の歴史で言うと、今から2000年ほど前。米作りなどが始まった弥生時代からと言われています。

今から440年くらい前の1580年頃、洋靴が日本に入ってきました。でもそれはまだ上流階級、お金持ちの人にだけ。

そして現在のように「靴」が根付いたのは、70年前くらいから。戦後のあたりですね。

つまりまだまだ日本における靴の文化は浅いと言えます。

では世界の靴はどうなのでしょう?

歴史を見ていきたいと思います。

世界最古の靴、、、皆さんどんなものかご存じですか??

アルメニアの洞窟で2008年に発見された革靴が、「世界最古の靴」と認定(2010年)されているようです。

アルメニアってどこでしょうね??

アルメニア共和国。東ヨーロッパに含められているようで、西にトルコ、南にイランがあります。

靴の中には断熱材もしくは型崩れ防止のために、草が詰められていたとか。

大昔に作られていたものでも、とても良くできた構造になっています。

最近はスニーカーブームとも言われています。

足の健康を見ても、やはり革靴やパンプスなどと比べると、スニーカーの方が機能性が高く、足の健康には良い物であると思います。

かわいいスニーカーも増えてきており、通勤でスニーカーを推奨するような動きもあることをご存じの方も多いかと思います。

ではスニーカーの歴史はどうなっているのでしょうか?

スニーカーの誕生は諸説あるようですが、1890年代に誕生したようです。

1896年のアテネオリンピックで選手が使い始めたことから世の中に広がり始めました。

そして1916年、アメリカのkeds社が自社のゴム底スポーツシューズに対して、キャッチコピーを考えました。

それが「スニーカー」という名前の誕生日となったようです。

「静かな靴」というキーワードをセールスポイントにしており、“Sneak”という言葉から派生したようですね。

ただこれにも諸説あるようで、その前からスニーカーと呼ばれていたとも言われています。

何にせよ、世の中に広めるために一役買っていたことには間違いないのでしょう。

スニーカーの起源?「リーボック」

リーボックはイギリスのスポーツ用品ブランド。スニーカーの始まりと言われているようです。

1900年創業の「J・W・フォスター社」が発端となり、機能性の高い製品を開発する企業となっていきます。

現在はアディダス・グループの傘下としてブランド展開をしています。

1958年に大会での好成績からスニーカーブランドとして認知され、俊敏さを連想させる動物「ガゼル」のアフリカでの現地名である「リーボック」に社名変更。

その後陸上競技以外のスニーカーへもへフィールドを伸ばしていきます。

また靴の歴史については今後さらに深掘りしていきたいと思います。

子どもの足と子ども靴の現状

ではでは、本題の子どもの足と子ども靴の現状について。さらには靴のサイズについてお話しします。

子どもの足と子ども靴の現状はどうなっているのでしょうか?

・日本人の靴の歴史は70年弱と浅く、靴に関する学校教育が幼稚園・小学校・中学校・高等学校で行われていない。

・小さい頃から体力の低下や腰痛、足の変形などで悩むお子さんが増えている。

この2点の問題があります。

テレビでも話題ですよね。ランドセルが重くて腰痛に成っている小学生が増えている・・・なんて。

確かに教育の変化により、B5サイズの教科書からA4サイズの教科書が増えたことにより、

ランドセルもA4サイズに対応して大きくなってきました。

さらにプリントもA4サイズが増え、それをクリアファイルなどに入れるとA4よりも大きくなる必要があります。

そのため、最近ではA4サイズよりもさらに大きいランドセルが増えてきているようです。

そして、2011年からの脱ゆとり教育により、小学生の授業量が大幅に増えました。

それにより、教科書のページ数も増えているようです。

ランドセルの質は上がっており、軽量化されていますが、中身の重さは増えているため、全体的に見て、ランドセルの重さは増えているようですね。

それにしても、それだけで腰痛や肩こりになるでしょうか?

原因がランドセルが重いから!!

この1点だけで片付けてしまうのはよくないと思います。

それに加えて、子どもの体力低下や、子ども靴の問題による足・体の問題も影響していると考えています。

ランドセルが重いから、教科書を学校に置いて帰ろう!と動きがあります。

それだけでなく、重いランドセルを背負っても、不調にならないようにきちんと姿勢や体力を見直してみよう!

そんな事も必要だと思います。

子ども靴の問題としては、足のサイズに合っていない靴を履いている子どもさんが多いという傾向があります。

トラブルが多い子ども靴とは?

靴のサイズと足のトラブル

上のグラフは靴のサイズと足のサイズのズレにより、足のトラブルが増えることを示しています。

・1cm小さい

・2cm大きい

両者ともに、トラブルが増えていることがわかります。

つまりは、子ども靴は大きすぎても小さすぎてもだめだということが分かりますね。

子ども靴って良いものを買おうとすると結構値段が高いですよね。

なるべく節約したい・・・。

そのお気持ち、とてもよくわかります。

そのために実際の足のサイズよりも、大きい子ども靴を買って、履かせてしまう。

そういう現状が多いように思います。

なるべく安く、少しでも生活を圧迫しないように。そのために、子ども靴の知識を知って欲しいのです。

ただむやみやたらに高い靴を買って、足が大きくなったら子ども靴を買い直す。

これは確かに大変です。

しかし子ども靴の重要ポイントを抑えておけば、

値下げ、安売りしている商品の中でも、良い靴を探し出すことができるようになります。

では足のトラブルを減らすために、子ども靴はどう選んだらいいのか?どのような知識が必要なのか?

ポイントはたくさんあります。その中で重要なポイントは5つ。

①つま先の余裕(適切なサイズである事)。

②かかとが硬く、しっかりしている。

③靴底は適度な弾力がある。

④つま先は広く、厚みがある。

⑤ベルトできちんと調整できる。

この5つが重要であると考えています。
この5つを知って、子ども靴を買いに行くと、以前はどの靴を買ったらいいんだろう!?

子どもが「これがいい」と言ったものを買う。

とりあえず一番安いもの、一番高いものを買う。

このような買い方ではなく、子どもの足に適切な靴選ぶ、なおかつお財布にも優しい靴選びができるようになります。

次回以降子ども靴のことについて、さらに詳しく説明していきますね。

 そして4月13日・14日に靴に関するイベントがあります!!

その他、様々なテーマの講演会がありますので、是非ご参加くださいね♪

詳細はNPO法人presentsのHPからご確認ください。

 

大人の学校

~育児を助けるカラダのワークショップ~

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インテリPCメガネPT 林 祐介

インテリPCメガネPT 林 祐介

◇【NPO法人presents】理事 ◆地域を健康から豊かにする団体 【tocoS】代表 ◇【臨床OJT研究会】理事 ◆【千葉県理学療法士会】ニュース編集部 ◇理学療法士 ▶︎ ▶︎Facebook(https://www.facebook.com/yusuke.hayashi27) ▶︎twitter(@y_hayashi27) ぜひ繋がりましょう♪

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