【自信のないすべての人へ】自己効力感を高めるコツ。
NPO法人Presentsのメンバーは自信のない人が多いです。(笑)
みんな早生まれだからという分析がされています。
そんなメンバーや、自信のないみなさんのために、今日は自信を持つためにはどうしたらいいかをテーマにしたいと思います。
自信を持つためには
自信と密接に関わるものとして、自己効力感(エフィカシー)というものがあります。
そして近い言葉に自己肯定感というものも存在します。
どちらも生きる上で重要な感情です。
聞きなれない言葉だと思いますので、簡単に解説していきます。
自己肯定感と自己効力感
自己肯定感
自己肯定感とは自分を肯定する感情です。
自分を認め、ポジティブに捉えられる人で、簡単に言えば「自分は凄い」という感情です。
反対に自分を批判し、ネガティブに捉えがちな感情を自己否定感といいます。
自己効力感
自己効力感はカナダ人の心理学者が提唱したと言われています。
自己効力感とは、自分が行うことには効力があると言う感情。
簡単に言えば、「自分はできる」という感情です。
自己効力感が低いと、「どうせ失敗する」「自分ではダメだ」という感情が出てきます。
自己肯定感と自己効力感は重なり合っている部分があるため、はっきりと分けることができません。
私は自己肯定感を、自分の内を見た時の感情。自己効力感を、自分から外にあるもの見た時の感情と捉えています。
つまり自分は凄い!という気持ちは、自分の内側を捉えて承認することであり、自分はできる!という気持ちは自分が向かう先・未来を承認することだと思ってます。
エフィカシーを高めるコツ
自己効力感をエフィカシーと捉えることが多いようです。
エフィカシーは直訳では、効果や有効性のこと。
このエフィカシーを高めるには3つのポイントがあると言われています。
①自分で自分を承認する
②褒めてもらう
③他者を承認する
まずは自分から
上記の②と③は他者がいないと成立しません。
まずは自分を褒めることから始めてみましょう。
自分を褒めることが苦手な人がいます。
だからこそ、エフィカシーが高まらないのでしょうが。
その人たちは褒めるハードルを下げることです。
自分を褒められない人は、自分が凄いという思い込みを持っています。
自分では気づいていないかもしれませんが、そういう勘違いが起きていることがあります。
・ちゃんと朝目が覚めて、家族に「おはよう」と言えた。
・5分前に職場について準備ができた。
・今日もきちんと化粧ができた。
簡単なことでいいのです。
毎日遅刻しないことでも凄いことです。毎日きちんと挨拶できることも凄いことです。
人を思いやるだけでも凄いことです。
そして、生きているだけでも凄いことなのです。
心にカウンターを持ちましょう。
褒めた対象の大きさではなく、褒めた回数でエフィカシーが高まると言われています。
自分の心にカウンターを持ち、自分を褒める回数を増やしてみましょう。

インテリPCメガネPT 林 祐介

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